広告1.50ドル、請求書1,700ドル:東京のトイレ修理会社の水増し料金と虐待を女性が暴露
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広告1.50ドル、請求書1,700ドル:東京のトイレ修理会社の水増し料金と虐待を女性が暴露

Aug 27, 2023

August 29, 2023 (Mainichi Japan)

日本語版

「関東一安い」をうたうトイレ修理業者(東京)から法外な料金を請求されたという苦情が消費生活センターなどに寄せられている。息子が被害に遭った女性はこう語る。会社の悪質な販売戦略と、修理担当者が息子に向けた暴言。

消費者庁は、同社がホームページ上で低額の料金を表示しているにもかかわらず、追加作業の名目で高額な料金を請求していたとして、消費者安全法に基づき、8月24日にこの業者を「RS設備」と特定し、社名を公表した。

RS設備の担当者は同庁に対し、台東区の同社は3月に廃業し、6月ごろにはウェブサイトが閲覧できなくなったと説明した。

女性によると、関東地方に住む20代の息子が2022年12月、一人暮らしの自宅のトイレが詰まったため、アールエス設備に修理工事を依頼した。

同社のホームページには「水漏れ・詰まり修理 関東最安料金220円~」「最短10分でご自宅まで駆けつけます!」と宣伝されている。 「明瞭な料金をご提案!追加料金は一切かかりません!」 等々。

しかし、いざ修理が始まると、修理担当者は男性に対し、「現場に機材を持ち込む必要がある」とし、当初の見積もりを大幅に上回る25万円の費用がかかると告げた。

男性が「お金が払えない」と修理業者に告げると、作業員は「バカだ」「そんな金も払えないのか」などと暴言を吐いた。 最終的に12万7000円を請求され、その後同社指定の銀行口座に送金した。

男性はその後、メッセージアプリ「ライン」で母親に「請求額が高く、ひどい対応で印象が悪くなった」と連絡した。 母親は消費者センターに相談してクーリングオフの手続きをするようアドバイスした。

その後、修理費の返還を求める少額訴訟を起こし、最終的には賠償金を受け取ることができた。 母親は「息子は一人暮らししてまだ1年ほどだったので、トイレが詰まったときにどうすればいいのかわからずパニックになっていたかもしれない。お金を払う前に相談するか、相談すればよかった」と残念そうに話しました。賃貸アパートだったので大家さん。」

消費者庁によると、顧客が同社のホームページから修理作業を予約すると、作業員が派遣され、当初は数千円から数万円の料金を提示されたが、その後、説明を受けていたという。化学物質や機械の使用を含む追加の作業が必要であることがわかりました。 作業終了後に請求される金額は一般料金の数倍で、80万円を請求されたケースもあった。

2022年7月から2023年5月までに消費者団体からRS設備に関する相談が355件寄せられました。 このうち、顧客が水増し料金を支払ったと主張するのは294件、総額約5,892万円(約40万2,000ドル)に上る。 被害者の中には消費生活センターの介入により一部返金を受けた人もいたようだ。

他にもSNS上で被害を訴える顧客がおり、他社の名前も挙がっている。

前出の被害者の母親は「知識のない人がそのまま料金を払ってしまう可能性があるので、インターネットで修理業者を検索する際に消費者庁の注意喚起が上位に表示されるようになってほしい」と話した。

【御園絵里】